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特別対談
古川代表理事に聞く「もったいないボランティアプロジェクト」

使わなくなった不用品が誰かの役に立つ
~ もったいないボランティアプロジェクトの想い ~

このたび、引越一番では「もったいないボランティアプロジェクト」と提携し、引越しの際に使わなくなった不用品を捨ててしまうのではなく、寄付をすることで誰かの役に立つことができるようになりました。

今回は、引越一番 代表取締役 本田的士が、もったいないボランティアプロジェクト代表理事 古川智博氏に、もったいないボランティアプロジェクトを始めた経緯やその想いを伺いました。

本田

引越一番では、以前からお客様の引越しの際に、整理して使わなくなった不用品などの処分を依頼されることがありました。ただ、不用品の処分は有料での対応となってしまいます。年々その数も多くなっており、まだ使えそうなものでも処分することもあったため、かねてから、どうにかならないかと思っていました。

そんな時、もったいないボランティアプロジェクトさんを見かけて、場所も近かったのですぐに訪問させていただきました。

古川

もったいないボランティアプロジェクト【Mottainai Volunteer Project (M.V.P.)】は、2016年2月に設立しています。

「もったいない」という言葉は、日本では昔からある言葉ですが、環境分野で初のノーベル平和賞を受賞した、ケニア出身の環境保護活動家 ワンガリ・マータイさんが2005年に来日した際に感銘を受け「MOTTAINAI」を世界共通語として広めることを提唱しました。

モノで溢れている日本国内で、壊れていないのに使わないから捨ててしまったり、余剰在庫によって眠ってしまっているモノがたくさんあります。

「もったいない」の心には
→Reduce[ ゴミ削減 ]
→Reuse[ 再利用 ]
→Recycle[ 再資源化 ]
→Repair [ 修理する ]
→Respect[ 敬意を払う ]
という5つの意味が詰まっている大切な言葉です。

その「もったいない」という心を大切にし、「モノ」に新たな命を吹き込み、再活躍させたいと考えています。そしてその「モノ」を再活躍させることで、世界中の恵まれない子供たちの教育支援に繋げていきたいと考えて法人を設立しました。

本田

もともとは、不用品の処分を安価にできないかと思ってお伺いしたのですが、想像していた以上のお話で、考えさせられてしまいました。不用品を寄付して、教育支援まで繋がるというというお考えに驚きました。

海外の子供たちへの教育支援ということでしたが、国内での支援活動にも繋がっているということですが、どのような形でしょうか?

古川

寄付していただいた不用品は、回収したのちに、仕分け・梱包を行って海外のリユースショップへ販売させて戴きます。その収益を孤児院の寄付支援につなげているのですが、2016年2月の当初から、北海道帯広市の障がい者の就労支援を行う「ちあふる」様からお話をいただき、回収・仕分け・梱包・出荷までをお願いしています。

障がい者の就労支援は難しく、自立には程遠い部分もありましたが、もったいないボランティアプロジェクトの事業に関わっていただくことで、やりがいのある労働に関わっていただき、労働対価としての賃金も年々増えてきています。

他地域の就労支援事業所にも波及しており、国内の障がい者就労支援にも貢献できています。

海外の恵まれない子供たちの支援は、日本全国の皆様のご協力により集まる寄付品と共に、就労支援事業所様と、そこに通所するメンバーの皆様のご協力により、さらに大きな力となって活動できるようになってきました。

本田

海外のみならず、国内の就労支援にもなっているのですね。
そもそも古川様はどうしてこのような事業を行うことになったのでしょうか?

古川

最初は家電メーカーに勤め、のちに独立して、メーカーから家電を仕入れて販売する小売業を20年ほど営んでいました。ただ、家電の小売業も競争が激しく、リサイクルショップや無人ビデオレンタルなど、さまざまな事業を行ってきました。

事業はどれも上手く行って、とても調子が良く、慢心して手を広げてしまったところもあったと思います。リーマンショックの際に大きな痛手を追いました。

その頃、一度自分を見つめ直したい気持ちもあり、ほとんどバックパッカーの状態でアジアの各地を旅しました。
そこで目にしたものが、日本ではゴミとして捨てられるだろうワンカップのカラ瓶が、値段をつけて売られていたことです。カラ瓶ではあるけども、非常に丈夫なので売られており、とても人気なんだそうです。
それとともに観光地などを避けてジャングル奥の孤児院などを回っていて、現地の子供たちと触れ合い、何かできないかと思ったことが結びついて、この事業を行うこととなりました。

本田

これまで日本で行っていた事業では、激しい競争の中で戦っておられたと思いますが、ボランティアを事業にすると大きく転換したのでしょうか。

古川

独立してからの約30年、厳しいビジネスの世界に身を置きながら、どこか疑問があったのかもしれません。倒産寸前の状況で一度、ビジネスの視点を離れ、海外の孤児院で見た子供たちをどうにか助けたい、社会の貧困と教育格差の是正を、ゴミであっても質の高い、日本のモノで解決できないだろうかと、考え方を変えたことで全てが上手く回り出したんです。考え方を変えたことで、生き方や社会の見方も変わりました。

ミャンマーの孤児院では、最初はなかなか心を開いていただけませんでしたが、何度も足を運び、今では信頼していただいています。現地の方に、どのような支援が良いのかを聞き、学校を作ることもできました。

国内では引越一番様を含めて、協力いただける方も増えています。海外ではマレーシアで直営店のリサイクルショップを商業施設に出店要請があったりと、日本のモノを望む声はまだまだあります。

本田

今までは不用品を処分するしかなかったのですが、もったいないボランティアプロジェクト様と提携して、実際にお客様から、古くて使わないけど処分するのは心苦しかったので、海外の方に喜んで使っていただけるのであれば嬉しい、というお客様の声を聞いて、寄付をしていただく方にとっても良い活動になっているという実感があります。

今後とも協力して社会に貢献していきたいと思います。